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2017年9月19日(火)に臨床研究セミナーを開催しました

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2017年度 和歌山県立医科大学 臨床研究セミナーの第4回が9月19日に開催されました。


今回は、根本 慎太郎 先生(大阪医科大学外科学講座 胸部外科学教室 専門教授)をお招きし、
「市場化という出口戦略を意識したクラスIV医療材料開発 〜リアル・ガウディ計画〜」
という演題でご講演頂きました。

池井戸潤 著『下町ロケット2』の題材にもなり、注目を浴びた心臓修復パッチを商品化・市場化するために、
構想段階から製作・実用化までの見通しから、製作の提携企業探し、製品化までの試作、特許出願、
研究への大きな流れを、小説化やドラマの裏話も少し織り交ぜつつ、実際の経緯を踏まえお話しいただきました。

構想(アイディア)から商品として「市場」に出すという、医師だけではなかなか難しい課題を
企業や他分野の方といかに連携し、一つのものを作り出し、「もの」として流通されるのかという
ビジネスとしての視点もあり、大変興味深かったです。


根本先生、この度は誠にありがとうございました。